日本で第1号のワーカーズ・コレクティブ(W.Co)が誕生したのは1982年。場所は神奈川県横浜市でした。それから40年。全国会議を誕生の地「神奈川」で行います。
2020年当初から拡大した新型コロナウイルス感染症の収束への道筋はまだ見えていません。これまで進行してきた孤立や分断といった社会の課題は、コロナ禍でますます浮き彫りとなっています。経済優先の社会の在り方に疑問を持ち、転換の時だという声も大きくなっています。
奇しくも2020年12月に成立した労働者協同組合法が、2022年12月までに施行されます。W.Coがこれまで実践してきた協同労働の働き方が一般化されます。
いろいろな意味で節目の年に行う今回の全国会議の基調講演には、2020年に『人新世の「資本主義」』を出版され、マスコミで多く取り上げられていらっしゃる斎藤浩平氏(大阪市立大学大学院経済学研究科・経済学部准教授)をお迎えします。今、私たちはどのような世の中に暮らしていて、今後何が必要かを学びます。
40年間、地域課題の解決に向けて様々な実践を積み重ねてきたワーカーズ・コレクティブの運動と事業の実践報告と課題の共有を通じて、今後の展望を皆さんで話し合いましょう!
第15回 ワーカーズ・コレクティブ ネットワークジャパン全国会議 in 神奈川
テーマ:ワーカーズ・コレクティブ誕生40年
~孤立・分断を協同の力でつなぎ持続可能な地域社会をつくろう~
日 時:2022年2月19日(土)午後 分科会
2022年2月20日(日)午後 全体会(基調講演・分科会報告など)
場 所:かながわ労働プラザ(zoom併用またはオンラインのみ)
*詳細が決まりましたら、改めてお知らせします。