神奈川で、日本で第1号のW.Coが設立して40年。節目の年を記念して神奈川からの発信で全国会議を行ないました。コロナ禍のため、全国会議では初めてオンラインで開催しました。
そのため遠方からの参加も多く、参加者は約1,000名となりました。
第1日目(2月19日)
〈第1分科会〉
孤立と分断に立ち向かうこれからのワーカーズ・コレクティブ運動
~労働者協同組合法成立から見える成果と課題~
〈第2分科会〉
「ワーカーズの価値を活力ある地域づくりにいかそう」
〈第3分科会〉
「地域の人々と共に~多様な人々とつながり、共にたすけあって暮らしていける地域づくり~」
〈第4分科会〉
「作って売って、日本の食を守る!地域で頑張るワーカーズ
~経営改善で持続可能なまちづくりを~」
〈第5分科会〉
「持続可能な“共にはたらく場”づくりを考える~可能性を求めて~」
〈第6分科会〉
「それぞれの得意分野を持ち寄って地域でゆるやかに連携し、人とひとをつなぎあわせよう!」
第2日目(2月20日)
〈自主企画①〉NPO法人ワーカーズ・コレクティブ協会
「困窮者支援を組合員と共に拓く
〜生活クラブとワーカーズ・コレクティブ協会のまちづくりの実践〜」
〈自主企画②〉NPO法人Wco.FPの会
「ワーカーズで働く時の社会保険と税金」
〈自主企画③〉ワーカーズ・コレクティブ共済(株)
「ワーカーズ・コレクティブの事業や活動にとって必要な保障とは?」
〈基調講演〉大阪市立大学大学院経済学研究科・経済学部准教授 斎藤幸平さん
協同と連帯による持続可能な地域社会づくり~生産手段と地球を「コモン」として~
〈神奈川の事例報告〉
今年は、法制化に向けて活動をすすめてきた協同労働の組織を規定する「労働者協同組合法」施行の年です。また、新型コロナウイルス感染症が2年にわたり猛威を振るい、孤立・分断がますます進むなど、社会状況が大きく変わってきています。そのような転換の年に開催した全国会議では、分科会、全体会を通して、私たちが果たす役割を再確認する機会となりました。