まちにあったらいいなと思う"ものやサービス"を仲間と一緒にかたちにする働き方「ワーカーズ・コレクティブ(W.Co=ワーコレ)」

W.Co連合会とは

私たちの想い

 1982年に第一号のW.Coが設立された時、雇用ではない「もう一つの働き方」で社会をつくり・かえることをめざしてきました。
  W.Coの業種も増え、全国にも拡がってきていますが、社会の状況は大きく変化し、少子高齢に加え人口減少が加速し、地域のつながりも希薄になる中で孤立や貧困の問題が噴出しています。
 私たちは、生活クラブ生活協同組合の活動から学んだ社会的な背景を基盤にして、コミュニティに必要なモノやサービスをコミュニティ価格(自分たちが使いたいときに使える価格帯)で提供し、豊かな地域社会を実現していきたいと日々活動を継続しています。その想いは今も揺らぐことはありません。
 W.Coは、メンバー全員が一人1票の権利を有し、生きることと働くことを重ね合わせ、お金だけに依らない生活の価値を追求してきました。
 自分の得意なことやスキルを生かして、働くことに喜びや生きがいを感じたい!
 仲間としての意識を持ちながら、多様な個性が尊重される働き方を実践したい!
を実現しています。
 W.Coが実践しているディーセントワーク(人間らしい働き方)を社会に拡げ、一人も取り残さない社会にむけて貢献していきたいと思っています。

神奈川ワーカーズ・コレクティブ連合会の役割

 県内で活躍するワーカーズ・コレクティブをバックアップし、社会に向けて提言し、ワーカーズ・コレクティブの働き方を広めるために、連合の力をもって活動しています。

主な事業

 起業のための支援
  立ち上げの相談・支援、資金計画のアドバイス
 団体会員のバックアップ
  税務・組織運営などのスキルアップ講座及び研修、運営の相談、他団体との交流・連携活動
 広報活動
  書籍・情報機関紙・パンフレットの発行、イベント開催、他組織との連携、取材対応、
  社会に向けての政策提言

概要

 1982年、ワーカーズ・コレクティブ(W.Co)の第1号が神奈川県横浜市で誕生して以来、時代のニーズに応える形で地域に次々と 新たなW.Coが誕生していきました。業種もW.Co運動の母体である生活クラブの委託業務から福祉サービスへと 拡がっていきました。
 W.Coが増えるに従って、起きてくるW.Coの組織運営や事業経営の 問題・課題も多種多様になり、解決を組織的に図る必要が出てきました。 神奈川県下にW.Coが25団体になり、メンバー数が968名になった時、W.Coの問題解決とW.Coを拡大し、社会的認知を得ていくための条件整備や基盤つくりのために連合会 が設立されました。
 その後、1995年にW.Coの全国組織としてワーカーズ・コレクティブネットワーク ジャパン(WNJ)が設立されました。全国にある10のW.Co連合組織(神奈川、東京2、 千葉、埼玉、北海道、愛知、関西、ぐんま、茨城)で構成され、W.Coの社会化の推進と法制化運動を行っています。

設立1989年9月
目的 W.Coの連合の力をもって、その事業と運動の発展を推進し、「市民資本セクター」の拡大、「参加型システム」の構築を目指す。
W.Coの事業・活動の課題解決、制度政策・提言活動の場。
理事長木村満里子(2016年5月就任)
会員(参加W.Co)113団体/3,221名(2023年3月31日現在)
賛助会員3団体(本会の趣旨に賛同し、W.Coの事業と運動の発展に協力する団体)
事業高会員W.Co総事業高 約53億円(2022年度)
事務所所在地〒231-0006 横浜市中区南仲通4-39石橋ビル4F
TEL 045-662-4303  /  FAX 045-662-4306  
E-mail : union@wco-kanagawa.gr.jp 
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組織図 (2024年度〜9月末まで)